日本脳炎ワクチンについて。
数年前に「積極的に接種を勧奨することを控える」といった状況があり、
その後に接種率が大きく落ち込みました。
その影響か、その前後より日本脳炎や日本応援ウイルスによる髄膜炎の報告が増加しています。
それでも麻疹とか風疹とかの流行性疾患よりも数的には少ないのですが、一旦かかると重症化する疾患です。
命を落としたり、重い後遺症を遺すことも知られています。
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そういう状況から現在は日本脳炎ワクチンの接種が推進されています。
珍しく国をあげて接種率の向上を目指しています。
本来の年齢を外れた大きいお子さんでも接種が可能になっています。
所定の接種期間を逃して。所定の接種回数が済んでいないかたは接種を考えて下さい。
特に7月下旬からはウイルスに感染した豚の数が増えてきます。
それによってウイルスを媒介する蚊に刺された場合のリスクが高まってきます。
できれば早めに接種して下さい。
九州をはじめ西日本は日本脳炎の危険地帯の一つです。