ワクチン強化月間 その8

ロタウイルスワクチンはヒブや肺炎球菌ワクチンに比べるとまだ良く知られていないと思います。
現在のところ任意接種(有料)です。

ロタウイルスの感染症は嘔吐や下痢を起こす、感染性胃腸炎のなかでも最も代表的な原因です。
基本的に冬に多いのですが、伝染性が強く保育園や幼稚園、学校などで急速に流行します。成人でも罹患しきつい思いをすることになります。
白い水のような下痢とひどい嘔吐、腹痛や発熱で発症します。
特効薬はなく数日間は苦しい思いをすることになります。
ひどい場合には点滴をしたり入院になることもあります。

ロタウイルスはノロウイルスとか他の感染性胃腸炎よりも重篤な印象があります。
また脳症を併発して痙攣を繰り返したりすることもあります。
ひどい脱水や腸閉塞を起こすこともあります。
特に乳幼児にひどい症状が起きやすい疾患です。

このワクチンは生後6週間から接種可能です。
一般的には2か月になってヒブと肺炎球菌のワクチンと一緒に始められる方が多いようです。
接種可能な月齢が限られているので接種は早く始められることが大事です。
他のワクチンとは違って注射ではなく飲むワクチンです。

このワクチンには2つの種類があり、1価といって一つのウイルスの型に対応するものと5価といって5種類の型に対応するものがあります。
1価は2回、5価は3回接種(服薬)が必要です。
最終的なロタウイルス感染の予防効果はいずれも同等とされていますが、当院では特別な理由がない限り5価での接種を行なっています。
当院での接種費用合計は5価のほうが若干お手頃になっています。

詳しくは直接ご相談下さい。